松本市左衛門とは? わかりやすく解説

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松本市左衛門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 17:22 UTC 版)

松本 市左衛門(まつもと いちざえもん、1863年 - 没年不詳)は天正年間に大坂のから江戸に移り、日本橋本町で続く薬種医療器械商・いわしや総本店の当主。いわしやの名を冠する薬種商は多数あるが、その中の本家である。店は江戸名所図会にも描かれている。


注釈

  1. ^ 神奈川出身、旧姓竹内。日本橋の葉茶屋山本で子供時代から40代までおよそ30年間奉公。その後いわしやの養子に入り、叩き上げのやり手として没落しかけていた店を立て直した[1]
  2. ^ 1960年(昭和35年)に着工し翌年竣工。
  3. ^ 先代・田中丹治の二男として1859年に生まれる。1879年に家督を相続、金次郎を改め丹治の名と家業の売薬化粧品商を継いだ[16]。住所は神田区田代町9。
  4. ^ 長男・専一(1921年生)は東京薬学専門学校、長女・操子(1927年生)は白百合高等女学校、二男・健次(1928年生)は暁星中学校で学んだ[19]

出典

  1. ^ 前村信松 編『実業の世界』7 (7)、実業之世界社、1910年4月1日、62-63頁。NDLJP:10292791/45 
  2. ^ a b 『大阪科学機器協会三十年史』大阪科学機器協会、1983年3月、7-8頁。NDLJP:11916623/10 
  3. ^ 松本市左衛門(第4版)-「人事興信録」データベース”. 名古屋大学大学院法学研究科. 2024年3月17日閲覧。
  4. ^ 『東京名物志』公益社、1901年、188-191頁。NDLJP:900923/153 
  5. ^ 『明治・大正・昭和日本徳行録』 下巻、読売新聞社、1929年、2003頁。NDLJP:8312034/1036 
  6. ^ 『医事新聞』47号、医事新聞社、1881年12月、28頁。NDLJP:1533177/15 
  7. ^ 『新聞集成明治編年史』 第4巻、財政経済学会、1935年、明治12年の28頁。NDLJP:1123739/43 
  8. ^ a b 薬業経済研究所 編『薬業経済年鑑』(1979年版)薬事日報社、1979年6月、543頁。NDLJP:11917249/328 
  9. ^ 島武史『商人道:80年代に生きるあきんど』日本綜合教育機構、1980年1月、212頁。NDLJP:11997695/110 
  10. ^ 窪田明治『東京をさぐる』新公論社、1952年、266頁。NDLJP:2982451/143 
  11. ^ 『藤沢友吉翁之面影』藤沢友吉商店、1940年、面影 22-23頁。NDLJP:1104802/118 
  12. ^ 東京市日本橋区 編『日本橋区史』 3巻、飯塚書房、1983年、68頁。NDLJP:9642950/51 
  13. ^ 『保安衛生』2 (4)、保安衛生学会、1955年4月、142頁。NDLJP:2361442/23 
  14. ^ 『日本橋区史』 第2冊、東京市日本橋区、1916年、204頁。NDLJP:951552/121 
  15. ^ 『大日本婦人録』婦女通信社、1908年7月、675頁。NDLJP:779870/407 
  16. ^ 『人事興信録』(10版 下卷)人事興信所、1934年、タ39頁。NDLJP:2127128/25 
  17. ^ 『人事興信録』(10版 下卷)人事興信所、1934年、マ130頁。NDLJP:1078694/594 
  18. ^ 前村信松 編『財界フースヒー』ジヤパンエコノミスト社、1923年、49-50頁。NDLJP:970758/116 
  19. ^ 『人事興信録』(第13版 下)人事興信所、1941年、マ122頁。NDLJP:1070514/668 


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