朱鞠内駅とは? わかりやすく解説

朱鞠内駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 13:55 UTC 版)

朱鞠内駅(しゅまりないえき)は、北海道空知支庁雨竜郡幌加内町字朱鞠内にかつて存在した、北海道旅客鉄道(JR北海道)深名線廃駅)である。電報略号マリ事務管理コードは▲121411[1]


注釈

  1. ^ ダム建設を行った雨竜電力㈱は王子製紙の傍系企業。
  2. ^ 母子里から現在の朱鞠内湖の中央を通って雨竜第一ダムの出口へ流れ、三股で雨竜川へ合流していた。
  3. ^ 1947年(昭和22年)撮影航空写真(国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス)当駅裏土場から雨竜川の橋を渡ってダムの手前まで(往時より短縮されて)敷かれた軌道を確認することができる。ダムは1943年(昭和18年)から湛水を開始し、終戦を挟んで1947年(昭和22年)頃まで付帯工事が行われていた。なお、駅裏土場から雨竜川の対岸へ架けられていた橋は、ガソリンエンジン機関車に因んで「えんじん橋」と呼ばれたが(新幌加内町史)、その後1948年(昭和23年)に村道整備にあわせて村の管理となり、1955年(昭和30年)に上流側に位置を変えて架け替えられた(幌加内村史)。この村道が道道添牛内風連線を経て国道275号線となった現在もその名が引き継がれている。
  4. ^ 本来アイヌ語にはサ行音とシャ行音の区別が存在しない。そのため「シュマリナイ」と表記されることもある。本節ではサ行に統一して表記する。

出典

  1. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、224頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  2. ^ a b c 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、25頁。ASIN B000J9RBUY 
  3. ^ a b c d 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 I』1998年10月 JTB編集・発行。
  4. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、847頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ a b c d e 新幌加内町史 2008年3月発行、P211。
  6. ^ a b 『北海道鉄道百年史 下巻』1981年3月 日本国有鉄道北海道総局 編集・発行。第5編資料/1年表。
  7. ^ 幌加内町史 P728。
  8. ^ 新幌加内町史 P213。
  9. ^ 新幌加内町史 P749。
  10. ^ a b 新幌加内町史 P614,615。なお羽幌側の曙-上流区間は、これに先行する1962年(昭和37年)4月22日に三毛別にて起工式がおこなわれた。
  11. ^ 新幌加内町史 P615。
  12. ^ 新幌加内町史 P597-598 。
  13. ^ “「通報」●函館本線江部乙駅ほか49駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1984年11月9日) 
  14. ^ a b アイヌ語地名リスト シベ~セツ P61-70P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年11月8日閲覧。
  15. ^ a b 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、86頁。ISBN 978-4-88323-114-0 
  16. ^ a b c d e f 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)76ページより。
  17. ^ a b c d e f 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)206ページより。
  18. ^ a b 幌加内町史 1971年9月発行、P723。
  19. ^ 幌加内村史 1958年11月発行、P525。
  20. ^ a b 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)15ページより。
  21. ^ a b 書籍『鉄道廃線跡を歩くVII』(JTBパブリッシング2000年1月発行)35-36ページより。
  22. ^ a b 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)42-43ページより。


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