木本八幡宮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/10 10:13 UTC 版)
木本八幡宮(きもとはちまんぐう)は、和歌山県和歌山市西庄にある神社。和歌山市木本地区(同市西庄、木ノ本、榎原、古屋)の氏神で、地区の西北端、厳橿山(いつかしやま)と称する小山の中腹に鎮座し、山麓の宮原(みやのはら)に権殿がある。「梯子獅子(はしごしし)」と称される木ノ本の獅子舞(県指定無形民俗文化財)で有名。
- ^ 巻之十五、毛見浦浜宮条。
- ^ 淡路三原郡には著名な諭鶴羽山があるが、御原山については不詳。
- ^ a b 巻之十四、日前国懸両大神宮下、古跡条。
- ^ 巻之四、国懸宮、飛山条。
- ^ 『和歌山県誌』所引の「社伝」。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典』。
- ^ a b c 『和歌山県の地名』。
- ^ 天平19年(747年)成立の『大安寺伽藍縁起並流記資財帳』。
- ^ 吉田東伍、『大日本地名辞書』、冨山房、明治33年。
- ^ 木本庄は木ノ本に設定された荘園。庄域はほぼ当神社の氏子区域と推定され、その初見は康和2年(1100年)の「東大寺政所下文案」(筒井寛聖所蔵東大寺文書)なので、平安時代末期(11世紀中頃)には寺領として確立されていたようである(『角川日本地名大辞典』、『和歌山県の地名』)。
- ^ 『角川日本地名大辞典』、『和歌山県の地名』。天永2年9月8日付「木本庄検田目録注進状」(『東大寺文書』)の除田中に「八幡 三段(1,080坪、およそ36アール)」とある。
- ^ 木本八幡宮文書。
- ^ 『和歌山県誌』。
- ^ 丸山、「木本八幡宮」。
- ^ かつては牛役の者がいて、2人で演じていたという。
- ^ 朳は田を均すための用具なので実作業で上下に振りかざすことはない。
- ^ 以上本節については、脚注を含めて、藤井、「御田祭」に依る。
- ^ a b 小山、「木ノ本の獅子舞」。
- ^ 山本、「(和歌山県祭事)概説」。
- ^ 建徳2年11月5日付「定実畠地譲状」(木本八幡宮文書)。
- ^ 『和歌山県文化財ガイドブック』。
- ^ a b 『総覧日本の建築』。
- ^ 『和歌山県史 中世史料2』(和歌山県刊、昭和58年)の史料解説。
- ^ 『万葉集』巻第1「紀の温泉に幸す時に額田王の作る歌」(国歌大観番号9番)。上の句の訓み不明。
- 1 木本八幡宮とは
- 2 木本八幡宮の概要
- 3 祠官
- 4 参考文献
- 5 関連項目
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