曝露後接種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 16:10 UTC 版)
感染の機会があった場合、その発症を予防するためにも狂犬病ワクチンが使用される。 WHOでは0日、3日、7日、14日、28日(必要に応じて90日)の5回(6回)、各1ml筋肉注射を推奨している。その他、0日に2ml(1ml、両腕)、7日に1ml、14日に1mlの筋肉注射でワクチン接種する方法(エッセン法または変則的なザグレブ法、2-1-1法)がある。0.2mlという少量を4回、皮内に接種する方式(タイ赤十字方式、2-2-2-0-2法)もある。 欧米の狂犬病ワクチンは世界でも非常に高価であるため、WHO標準方式は受け入れられていない。そのためザグレブ法やタイ赤十字方式も推奨されている。
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