昭南憲兵隊とは? わかりやすく解説

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昭南憲兵隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 06:38 UTC 版)

昭南憲兵隊(しょうなんけんぺいたい)は、1945年初にシンガポールで編成された憲兵隊。1941年8月に編成されマレー作戦を督戦した第2野戦憲兵隊、1942年2月の日本軍(第25軍)シンガポール占領に伴いシンガポール市内の治安維持にあたった第25軍憲兵隊、同隊がシンガポール市内の華僑粛清のため第5師団第9旅団と合同して編成された昭南警備隊および1942年5月以降軍政監部警務部の下で活動した憲兵隊を前身とする。この記事では上記各隊について説明する。[1]


  1. ^ この記事の主な出典は、許・蔡 (1986),大西 (1977)および全国憲友会連合会 (1976, pp. 976, 982)
  2. ^ 大西 1977, pp. 16–18.
  3. ^ 大西 1977, pp. 19–21.
  4. ^ 大西 1977, pp. 21–23.
  5. ^ 大西 1977, pp. 22–23.
  6. ^ 大西 1977, p. 24.
  7. ^ 大西 1977, pp. 26–27.
  8. ^ 大西 1977, pp. 27–30.
  9. ^ 大西 1977, p. 30.
  10. ^ 大西 1977, pp. 40–47.
  11. ^ 大西 (1977, pp. 41–42)。「華僑の敵性は十分認めるが、火光信号で敵機を誘導することは技術的にどうか、との疑問を持ったが、意見は述べなかった」(同)。
  12. ^ 大西 1977, pp. 43–44.
  13. ^ 大西 1977, pp. 44–45。被害者の夫から被害届が提出されたため捜査したが、作戦中だったため犯罪としては処理せず厳重注意で済ませた(同)。
  14. ^ 大西 1977, pp. 45–46.
  15. ^ 大西 1977, p. 43.
  16. ^ 大西 (1977, pp. 56–57)。「敵の降服近しと判断し、戦闘部隊を市内に突入させて不祥事を発生させることを憂慮し」たため(同)。
  17. ^ 大西 1977, pp. 68–69.
  18. ^ 大西 1977, pp. 56–57.
  19. ^ 大西 1977, pp. 57–58.
  20. ^ 全国憲友会連合会 1976, p. 971.
  21. ^ 大西 1977, p. 62.
  22. ^ 大西 1977, pp. 62–63.
  23. ^ a b c 大西 1977, p. 64.
  24. ^ 大西 1977, p. 65.
  25. ^ a b 大西 1977, p. 68.
  26. ^ 全国憲友会連合会 1976, p. 976.
  27. ^ 大西 1977, pp. 69–70.
  28. ^ 大西 1977, pp. 72–75.
  29. ^ a b c 大西 1977, p. 151.
  30. ^ 許・蔡 1986, pp. 157–158.
  31. ^ a b 許・蔡 1986, p. 158.
  32. ^ このほかに許・蔡 (1986, pp. 162, 165)では、1944年の中頃、憲兵隊の留置所が(YMCAのほかに)「金龍酒家」にあった、とされているが、どの分隊を指すのかは未詳。
  33. ^ Google Maps – Oxley Rise, Singapore (Map). Cartography by Google, Inc. Google, Inc. 2016年4月13日閲覧
  34. ^ 大西 1977, p. 152.
  35. ^ このほかに、昭南島の警察署特別高等課(特高課)が共産分子、反乱分子およびヤミ市の問題を処理していた、とされる(許・蔡 1986, p. 159)。
  36. ^ 各地に憲兵隊の分隊が置かれ、通りの角や裏通りの出入口にも連絡所があって、手先が集散する秘密基地となっていた(許・蔡 1986, p. 158)。
  37. ^ a b 全国憲友会連合会 1976, p. 982.
  38. ^ a b c 大西 1977, p. 167.
  39. ^ 許・蔡 (1986, p. 157)によると、昭南島憲兵本部はエンプレス・プレイスの角、(1986年)現在の出生死亡登録局の建物英語版シンガポール政府観光局 (2013年). “Home>閲覧する>観光&体験>アート&エンターテイメント>建築物>エンプレス・プレイス・ビル”. 2016年4月19日閲覧。)などを使用していた。
  40. ^ 大西 1977, pp. 167–168.


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