攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER
(攻殻機動隊1.5 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 21:21 UTC 版)
『攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER』(こうかくきどうたい いってんご ヒューマン エラー プロセッサー)は、士郎正宗の漫画で、『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL(以下『攻殻1』)』の続編。『攻殻1』のラストで草薙素子がいずこかへ去った後の公安9課の活躍を収録しており、物語の時系列としては『攻殻1』と『攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE(以下『攻殻2』)』の間に位置する。雑誌連載時は『攻殻2』の一部だったが、『攻殻2』単行本化の際にトグサらを主役として公安9課のその後を描いたエピソード群が分離され、『攻殻機動隊1.5』としてCD-ROM化される際に新たな副題「HUMAN-ERROR PROCESSER」が与えられた。
- ^ この狙撃手同士の戦いのエピソードは、後に『S.S.S.』に流用された。なお、「鷹の目」については「攻殻1」では言及がなく、「LOST PAST」で初めて描写された。
- ^ この設定を流用し、『2nd GIG』のアズマは久保田に推挙されて9課候補生となっている。
- ^ オペ子の男性版(peices gem 01)。アニメ版のように、バイオロイドであることを明確にしているシーンはないが、フチコマに「情報を並列化しよう」と誘われており、通常の人間でないことが示唆されている。peices gemによれば、攻殻機動隊世界の技術レベルはアップルシードのものより劣り、バイオロイドはまだ第1世代のものが実験中の段階。
- ^ 巻末の作品解説で、「攻殻2」の“素子達”による情報網争奪戦のエピソードの一部だと語られている。
- ^ 「S.A.C.」では、壊滅を余儀なくされた9課が密かに流した情報を元に、巨悪の犯罪を世に知らしめ、それを検察の手柄として誇らしげにマスコミに語っていた。「2nd GIG」では、ゴーダとつながりのある企業や弁護士と結託し、トグサを有罪に導こうとした。
- ^ この登場以降、「クロマという存在」が、デコットやネットダイブ中の擬似人格として「攻殻2」「S.A.C.シリーズ」に度々登場する。
- ^ この設定は「S.A.C.」でも使用され、荒巻の友人・辻崎が沖縄で妻を亡くしている。
- 1 攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSERとは
- 2 攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSERの概要
- 3 外部リンク
- 攻殻機動隊1.5のページへのリンク