影を慕いて (森進一のアルバム)とは? わかりやすく解説

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影を慕いて (森進一のアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/26 22:44 UTC 版)

影を慕いて
森進一カバー・アルバム
リリース
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル 日本ビクター
森進一 アルバム 年表
女のためいき
(1967年)
影を慕いて
(1968年)
森進一 女ごころを唄う
(1968年)
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影を慕いて』(かげをしたいて)は、1968年5月25日日本ビクターから発売された森進一の2枚目のアルバム。全曲が古賀政男の作曲作品のカバーで構成されている。

概要

このアルバムは、古賀政男の弟子であり、当時の森の楽曲を作曲していた猪俣公章が、企画を主導して制作された。古賀政男はレコーディングに立ち会い、森に助言をすることもあったという。

発売から程なくして、このアルバムは60万枚の売り上げに達したとされ[1][2]1968年第10回日本レコード大賞において企画賞を受賞した[3]

森は、古賀への尊敬の念を公にし[4]、後にも、同じく古賀作品を集めたアルバムを制作しており、1989年には『古賀メロディー・ベスト10選』が出ている。さらに、歌手生活30周年となった1995年にも『古賀メロディーを唄う』をリリースしている[4]

収録曲

LP盤

Side A
  1. 影を慕いて
  2. 緑の地平線
  3. 青春日記
    • 作詞:佐藤惣之助、作曲:古賀政男
  4. 東京娘
    • 作詞:佐藤惣之助、作曲:古賀政男
  5. 男の純情
    • 作詞:佐藤惣之助、作曲:古賀政男
  6. 酒は涙か溜息か
Side B
  1. 人生の並木路
    • 作詞:佐藤惣之助、作曲:古賀政男
  2. 新妻鏡
    • 作詞:佐藤惣之助、作曲:古賀政男
  3. 目ン無い千鳥
  4. 女の階級
    • 作詞:村瀬まゆみ(島田磬也)、作曲:古賀政男
  5. 青い背広で
    • 作詞:佐藤惣之助、作曲:古賀政男
  6. 人生劇場
    • 作詞:佐藤惣之助、作曲:古賀政男

発売履歴

脚注

出典

  1. ^ 経歴 1960 year”. Morishinichi & 森音楽事務所. 2016年5月8日閲覧。
  2. ^ 受賞年表”. JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント. 2016年5月8日閲覧。
  3. ^ プロフィール”. JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント. 2016年5月8日閲覧。
  4. ^ a b 林田恭孝 (2007年3月15日). “(批評!音楽)森進一オンステージ 古賀メロディー、至福の絶唱”. 朝日新聞・西部夕刊: p. 3. "森は古賀と誕生日が同じ。尊敬の念を抱いていることを表明している。デビュー3年目の68年、歌手生活30周年の95年と、キャリアの大事な節目の年に、古賀作品でアルバムを作った。古賀メロディーは森にとって、歌の「ふるさと」なのだ。"  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  5. ^ 森進一 影を慕いて”. JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント. 2016年5月8日閲覧。



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