じょうせつ‐こくさいしほうさいばんしょ〔ジヤウセツコクサイシハフサイバンシヨ〕【常設国際司法裁判所】
常設国際司法裁判所
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常設国際司法裁判所(英語: Permanent Court of International Justice、英語略称:PCIJ、フランス語: Cour permanente de justice internationale、フランス語略称:CPJI、両言語共に正式名)は、1922年に設立された国際連盟における国際司法機関で、国際社会に初めて登場した本格的な常設の司法裁判所である[1]。オランダのハーグにある平和宮に本部を置いていた。1922年から1940年までの期間に裁判を行ったが、処理した事件の件数については38の判決と27の勧告的意見とする説や[2]、21の判決と26の勧告的意見とする説がある[3]。1940年、ナチス・ドイツがオランダに侵攻したのを機に活動を停止し、1946年4月に国際連盟とともに消滅した[4]。国際連合のもとに設立された国際司法裁判所がこれを継承した[1]。
- 1 常設国際司法裁判所とは
- 2 常設国際司法裁判所の概要
「常設国際司法裁判所」の例文・使い方・用例・文例
- 常設国際司法裁判所という司法機関
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