岡山県立聾学校寄宿舎火災とは? わかりやすく解説

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岡山県立聾学校寄宿舎火災

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 07:59 UTC 版)

岡山県立聾学校寄宿舎火災(おかやまけんりつろうがっこうきしゅくしゃかさい)は、1950年(昭和25年)12月20日に岡山県立聾学校寄宿舎で発生した火災。死者16人。

火災前の1948年(昭和23年)の時点で、前身の盲聾学校が聾学校、盲学校に分離していたものの、同じ敷地内でかつ寄宿舎は一緒であったことから岡山県立盲聾学校火災[1]岡山県立盲聾学校寄宿舎火災として記録されていることがある。

概要

1950年12月20日午前2時ころ、岡山県岡山市西古松に存在した岡山県立聾学校寄宿舎静養室から出火。二階建て二棟、平屋一棟の寄宿舎が全焼した。二階で就寝していた生徒のうち16人が逃げ遅れて焼死した[2]

聴覚障碍者に緊急時の情報を伝達し避難を促す手法の必要性を考える契機となった。

その後、新聞社が集めた義援金の一部で「十六学童の碑」が建立された。

その後、校名は岡山県立岡山聾学校に変更、学校の場所も移転したため石碑も移転先に移築されている[3]

脚注

  1. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、80頁。ISBN 9784816922749 
  2. ^ 「生徒16名が焼死 盲聾学校宿舎が全焼」
  3. ^ 学童16名が焼死した岡山聾学校の昭和25年の火災の慰霊碑”. 岡山県立図書館. 2020年2月4日閲覧。



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