尻別岳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 09:32 UTC 版)
尻別岳(しりべつだけ)は、北海道喜茂別町、留寿都村、真狩村にまたがる第四紀火山である。標高は1107.27m、二等三角点(点名「後別岳」)[1]の山である。アイヌの人々はピンネシリ(雄岳)[2]と呼び、当時の入植者は前方羊蹄山と呼んだ。南側山麓の橇負山(枝脈)にはルスツリゾートが広がる。
- ^ a b “基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2014年7月12日閲覧。 “基準点コード TR26440172201”
- ^ 道新スポーツ『北海道の百名山』北海道新聞社、2000年
- ^ 東京天文台編纂 『理科年表2004』 丸善
- ^ 町田洋ほか編 『日本の地形2 北海道』 東京大学出版会 2003年
- ^ 吉田 英嗣、須貝 俊彦、大森 博雄 (2010). “山麓に拡散した火山性岩屑なだれが形成する流れ山の縦断分布特性”. 第四紀研究 49 (2): 55-67 2016年12月2日閲覧。.
- ^ 上澤真平、中川光弘「南西北海道,尻別岳火山の地質と岩石(第一報)」『日本地質学会学術大会講演要旨』第124年学術大会(2017愛媛)、2017年、 doi:10.14863/geosocabst.2017.0_359、2022年5月18日閲覧。
- ^ Goto, Y.; Miyoshi, M.; Danhara, T.; Tomiya, A. (2020). “Evolution of the Quaternary silicic volcanic complex of Shiribetsu, Hokkaido, Japan: an example of ignimbrite shield volcanoes in an island arc setting”. International Journal of Earth Sciences 109: 2619-2642. doi:10.1007/s00531-020-01906-9.
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