完結出生児数
夫婦の最終的な出生子ども数のこと。
完結出生児数は、厚生労働省の実施する出生動向基本調査の結果により公表される。
完結出生児数の調査は、結婚持続期間が15年から19年までの初婚どうしの夫婦を対象に行われる。
出生動向基本調査は1940年に第1回目が実施され、その後およそ5年ごとに行われている。2010年6月に第14回目の調査が行われ、2011年10月にその結果が公表された。その調査によれば、完結出生児数は1.96人という結果で出生動向基本調査の開始以来、初めて2人を割った。ちなみに、前回の2005年に行われた調査では、完結出生児数は2.09人だった。
関連サイト:
出生動向基本調査 - 厚生労働省
完結出生児数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 05:56 UTC 版)
完結出生児数(かんけつしゅっしょうじすう、完結出生子ども数)とは、既婚女性の出生力の指標のこと[1]。結婚持続期間15年から19年の夫婦の平均出生児数を最終的な出生児数と定義し、1940年(昭和15年)から通常5年ごとに国立社会保障・人口問題研究所により調査されてきた[2]。
- ^ “第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)|国立社会保障・人口問題研究所”. www.ipss.go.jp. 2023年12月15日閲覧。
- ^ “調査の結果|厚生労働省”. www.mhlw.go.jp. 2023年12月15日閲覧。
- ^ “2つの出生力推移データが示す日本の「次世代育成力」課題の誤解-少子化社会データ再考:スルーされ続けた次世代育成の3ステップ構造- | ニッセイ基礎研究所”. www.nli-research.co.jp. 2023年12月15日閲覧。
- ^ “未婚女性の子ども希望数1.79人、初の2人割れ 21年調査”. 日本経済新聞 (2022年9月9日). 2023年12月15日閲覧。
- 1 完結出生児数とは
- 2 完結出生児数の概要
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