大砲とスタンプ
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『大砲とスタンプ』(たいほうとスタンプ)は、速水螺旋人による日本の漫画作品。『月刊モーニングtwo』(講談社)にて、42号(2011年1月22日発売)から2020年11月号まで連載された。
- ^ a b “第53回 速水螺旋人先生インタビュー【靴ずれ戦線/大砲とスタンプ】”. 東京マンガラボ. 2016年12月31日閲覧。
- ^ 大公国軍の一般兵に軍内部でのヒエラルキー的には「帝国軍>大公国陸海空軍>犬>兵站軍」と言われてしまうぐらい軍内部での扱いは軽いらしい。
- ^ 152連隊から82ミリ追撃砲弾の補充要請→八丁堀連隊に152ミリ砲弾を支給するように指令…というように実際は明らかに回っていない。
- ^ ただし長身で巨乳という、現在のマルチナとはかけ離れた体型である。
- ^ イタチのようだが、前肢が3対(6本)あって後肢も足すと8本足、その他あちこちが他の生物もどきで、明らかにイタチではない。哺乳類なのかどうかすら不明だが、毛はイタチ同様に夏冬で生え変わる。
- ^ キリールの上司達は、キリュシキン一族とのコネクション確保の意図もあって、兵站軍内にキリールをキープしている気配がある。
- ^ ボイコなどはペンネームまで知っていた。
- ^ 「利にさといキリュシキン大尉が逃げたと知れば他の部隊も逃げやすい」という理由。
- ^ 失明直後に作家として絶望的と落ち込んでいた時にマルチナから諭された、口述筆記によると思われる。
- ^ 最初は一人にしてほしいと頼むが、すぐに死の恐怖から弱音を吐いてマルチナに懇願した。
- ^ その時はボイコから「かすり傷じゃこれでは帰せんわい」と一蹴されている。
- ^ ただし通信自体は混線したため、株仲買人への連絡は出来なかった。
- ^ ただ、簡単にナイフを出すところがありボイコに使用を咎められることも。
- ^ 近くで聞いていた共和国人が文字通り驚いてコーヒーを吹き出す程。ボイコ曰く「典型的兵隊語」。
- ^ 雑誌初出時は、まず「コンスタンチン・K・キリュシキン」と名乗り、以後は愛称の「コースチャ」で呼ばれるようになったが、単行本ではファーストネームが「コースチャ」に統一されている。
- ^ 特に女装はマルチナすら見抜けないほどの美人になることが出来る。
- ^ 客も女装・男装をしていることからそういう趣旨の店と思われる。
- ^ ただし、階級章はなぜか上級軍曹。大公国軍の階級については第8話に一覧あり。
- ^ 1巻からモブキャラとして登場していたが、6巻で名前が判明した。彼女に限らず、中隊の兵士たちのほとんどは無名だが、中隊のモブシーンでは固定した顔ぶれとして描写される。
- ^ 9巻のおまけで本当はマンチコフが死ぬ予定だったが、作中でのマンチコフの役割上、無理が生じたため彼に変更された。
- ^ 表向きは、革命派に処刑されたことになっている模様。
- ^ 本当は18歳のボプチンスキイという人物が対象だった。
- ^ 9巻おまけページでは「パパエフ」と誤表記されている。
- ^ ただし、ムラト自身はスィナンに暗殺されている。
- ^ 女性であることを証明するため、単行本第2巻の本体表紙(いわゆる「カバー下」)でメイド服姿を披露した。
- ^ ドンゾコ自由国襲撃のことを全く大公国側に伝えず、その理由は連中の防諜はザル以下だからだと発言している。
- ^ 革命反戦派の工場製で、サボタージュでガスを充填していなかった。なお、本物のガス弾はアゲゾコ民兵と市民により全て隠匿済だった。
- ^ あくまでファルーク個人との主従関係であり、アッバス商会とは無関係であった。
- ^ 決行2週間前の「旅団」から「軍団」への再編が未反映にも関わらず、指揮官が再編後の人物になっていた、など。
- ^ 上層部による責任の押しつけなど。
- ^ 配給制や外食券制など統制経済への移行、大公国議会の無期限停止など。
- ^ 1921年 - 1993年のもので、現行のものとは逆向き。
- ^ 軍需産業としての取引以外に、大公国軍将兵に土産物を売りつけたり、野蛮連隊による十四番倉庫占拠の際、対峙する兵站軍相手に飲食物の販売をするものが多数現れる、など。
- ^ 賄賂の金額に応じて納入する商品を選別し、応じなかった部隊には期限切れを含む余り物を支給していた。
- ^ タバコの巻紙やトイレットペーパー、焚きつけなど。
- ^ スィナン曰く「火花党のパンフレットより過激」。
- ^ 正確には、本来の兵站将校としての職務を事実上放棄し、兵站を大混乱に陥らせたことで左遷寸前になったのをスィナンが影で救ったものである。
- ^ 第75話でタバコの巻紙に使われるほど。
- ^ サービスを良くするあまり軍政長官の愛人の存在をバラし、その腹いせでスパイ容疑をかけられた。
- ^ 少佐はマルチナを橋の上で追い詰めて射殺しようとしたがアーネチカに殴られて橋の下に転落。直後に橋の下の特設滑走路(工事中の地下鉄のトンネルを転用)から発進した戦闘機に衝突して死亡。それによって操縦不能となったことでパイロットが緊急脱出し、パイロットを失った戦闘機は処刑場に墜落する。
- ^ 戦後、右手を失ったマルチナは左手で敬礼している。
- ^ 本当は「熊騎士」にスカウトした文筆・絵画のプロ達に描かせる予定だったが、マルチナにより軽口が過ぎることが露呈したため、盗難事件の第一発見者でもあるマンチコフに変更になった。
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