大つごもり_(小説)とは? わかりやすく解説

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大つごもり (小説)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 16:13 UTC 版)

大つごもり』(おおつごもり)は、樋口一葉短編小説1894年明治27年)12月、『文學界』第23号に発表し、1896年(明治29年)2月には『太陽』(博文館)に再掲載された。井原西鶴の文体や発想を意識的に取り入れた最初の作品で[1]、一葉が写実性を深め、はじめてその独特の作風を獲得した作品だと位置づけられている[2][3][4]


  1. ^ a b 「『大つごもり』の構造」(文学 1974年5月号)。前田 1989, pp. 185–202に所収
  2. ^ a b c d 「第一編 樋口一葉の生涯 丸山福山町時代――栄光の座と死の病」(小野 2016, pp. 91–120)
  3. ^ a b c 「第二編 作品と解説〔大つごもり〕」(小野 2016, pp. 125–133)
  4. ^ a b 三好行雄「解説」(新潮文庫 2003, pp. 271–282)
  5. ^ 「九 樋口一葉 大つごもり」(キーン現代1 2011, pp. 316–317)
  6. ^ 浦川知子「『大つごもり』について」『駒沢短大国文』第13号、駒澤短期大学国文研究室、1983年、89-100頁、ISSN 02866684NAID 110007002090 
  7. ^ 「第一編 樋口一葉の生涯 龍泉寺町時代――塵の中」(小野 2016, pp. 71–90)
  8. ^ 「未完の生涯(明治28年~明治29年・死)」(樋口アルバム 1985, pp. 80–96)


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