なつ‐じこく【夏時刻】
読み方:なつじこく
「夏時間」に同じ。
夏時間
(夏時刻 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/01 06:30 UTC 版)
夏時間[注 1](なつじかん、英: summer time[注 2]、サマータイム[2][注 3])または日光節約時間[4](にっこうせつやくじかん、米: daylight saving time (DST) [注 4])とは、1年のうち日中の時間が長くなる夏を中心とする時期に、日中の明るい時間を有効利用するため、時計を通常よりも進めることで、日が暮れる時刻を遅らせる時間制度、またはその時刻のこと[2][5]。典型的な実施例では、春に時計を1時間進めて[注 5]サマータイムに移行し、秋に1時間戻して[注 6]標準時に復帰する[6]。その結果、春頃に1日23時間の日があり、秋頃に1日25時間の日があることになる[7]。
- ^ 夏時刻(なつじこく)とも呼称する[1]。日本において1948年から4か年実施されたが、その根拠となる法律名称が「夏時刻法」(昭和23年法律第29号)であった。
- ^ 英国や欧州連合などでの呼称。
- ^ かつてはサンマータイムとも表記した[3]。
- ^ アメリカ合衆国、カナダおよびオーストラリアなどでの呼称[2]。
- ^ これをスプリング・フォワード (spring forward) という[6]。
- ^ これをフォール・バック (fall back) という[6]。
- ^ ただし、アリゾナ州内ではナバホ・ネイションが、連邦政府の慣例に従い、サマータイムを実施している。
- ^ 夏期は時計を標準時より2時間先まで進め、冬期は標準時より1時間先まで進めるという方法だった[40]。
- ^ オーストラリアのロード・ハウ島では2023年現在も30分の変更が実施されている。
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