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堀茂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/01 07:11 UTC 版)

堀 茂(ほり しげる、1956年12月5日[要出典] - )は、日本の近現代史家。専門は政治外交史、国際政治学軍事史、政軍関係論、政治思想。

公益財団法人国家基本問題研究所客員研究員[1]。「平成の大演説会 Vol22』講師(平成29年6月)、防衛省陸上幕僚監部「陸上自衛隊フォーラム」有識者委員、明治の日推進協議会運営委員、『維新と興亜』(望楠書房)顧問。

学歴

1980年立教大学経済学部卒業[2][要出典]

2004年杏林大学大学院国際協力研究科博士後期課程単位取得満期退学[要出典]

論文

  • 日露戦争までの我が国の政軍関係」『杏林大学大学院論文集』2003年
  • 「長閥の数値的実態に関する一考察 -『二葉会』による長州人陸大入校阻止について-」『軍事史学』2007年[3]
  • 「帝国陸軍『革新』志向諸グループと反『長閥』運動 - レトリックとしての反『長閥』-」『軍事史学』2008年[3]
  • 「林銑十郎内閣成立過程における陸軍部内の権力構造についての一考察 -権力下降による幕僚間抗争の激化と複雑化」『政治経済史学』2011年[3]
  • 「内務官僚の陸軍中堅幕僚への近接について -『反既成政党』から『政党排除』という逆説へ-」『政治経済史学』2012年[3]
  • 「斉藤実内閣期文官分限令改正後の官僚の『変容』について -『コンサヴァティブ・エンヂニア』から『クリエティブ・エンヂニィア』へ-」『政治経済史学』2013年[3]
  • 「国家社会主義者」高畠素之と「革新官僚」- 実践的継承者としての「クリエティヴ・エンヂニィア」の役割とその限界 ―『政治経済史学』2014年[3]
  • 「東亜共同体」論と『解剖時代』の同人たち -「神話」として終わった思想の「歴史的必然」とその使命 ―『政治経済史学』2015年[3]
  • 「第一次大戦後帝国陸軍「革新幕僚」の志向とその施策 -”ファシリテイター”永田鐡山による『総力戦体制』構築への「国防の国民化」-」『政治経済史学』2016年[3]

評論

  • 「親米」ポチが反米・西部邁氏にカミつく 月刊『正論』 2003年6月号(産経新聞社)
  • 「文民統制」と「統帥権」 『國の防人』2017年9月(展転社)
  • 「主権線」防衛強化と「利益線」再設定を! - 統合運用の中での「陸自」の戦略的価値 - 『國の防人』 2017年12月(展転社)
  • 「自衛隊を天皇統帥の国軍に」 『アイデンティティ』第91号 2018年4月1日
  • 「いまこそ『国防の国民化』を!- 『国防税』導入のすすめ - 」 『國の防人』 2018年6月(展転社)
  • 「『無私の愛國者』山口二矢と父晋平」 『國の防人』 2018年9月(展転社)
  • 「ニヒリズムなき政治と『畏れ』知らぬ為政者 -『相対化』を拒絶する人々ー」『國の防人』 2018年12月(展転社)
  • 「『文伐』と『国益の啓蒙化』の狭間で ‐日本外交に戦略はあるか‐ (前)」『國の防人』 2019年3月(展転社)
  • 「『文伐』と『国益の啓蒙化』の狭間で ‐日本外交に戦略はあるか‐ (後)」『國の防人』 2019年6月(展転社)
  • 「天皇自衛隊統帥論」 『國の防人』 2019年9月(展転社)
  • 「米國が韓國を『ヴェトナム化』する日」『國の防人』 2019年12月(展転社)
  • 「文化概念」としての天皇と自衛隊 『アイデンティティ」第102号 2020年2月1日
  • 「文化概念」としての天皇と「統帥権」『國の防人』 2020年3月(展転社)
  • 「承詔必謹と『イロニー』としての日本」『國の防人』 2020年6月(展転社)
  • 「無能」のすすめ」 『國の防人』 2020年9月(展転社)
  • 「『顧客國民』とポピュリズム」『國の防人』 2020年12月(展転社)
  • 「米對中外交の歷史的蹉跌と日本」『國の防人』 2021年3月(展転社)
  • 「承詔必謹と『偉大な敗北』」『経綸』142号 2021年3月(日本経綸機構)
  • 「『無脊椎』の日本」『國の防人』 2021年6月(展転社)
  • 「『不敗』の精神が『泰平』を実現する」『國の防人』 2021年9月(展転社)
  • 「『文民統制』再考」『國の防人』2021年12月(展転社)
  • 「憂国の唯我独尊 象山佐久間修理」『國の防人』2022年3月(展転社)
  • 「唯一の被爆国こそ核武装せよ!」『維新と興亜』2022年5月(望楠書房)
  • 「『馬上の人』と『机辺の人』軍産複合体下の米国の『政軍関係』」『國の防人』2022年6月(展転社)
  • 「”失地回復主義”と専守防衛」『立志』2022年8月
  • 「『栗栖事件』再考 日本型政軍関係の原点」『國の防人』2022年9月(展転社)
  • 「日本は北朝鮮を見倣え」2022年11月『維新と興亜』(望楠書房)
  • 「『ハイブリッド戦争』における『政軍関係』の変容」『國の防人』2022年12月(展転社)

著書

  • 『昭和初期政治史の諸相 -官僚と軍人と党人ー』 (展転社) 2017年。
  • 『天皇が統帥する自衛隊 -「國體」と「國防」-』 (展転社) 2019年
  • 『「無脊椎」の日本 ”高貴な精神”の復活なくして戦後からの脱却はない”』(展転社)2021年
  • 『「政軍関係」研究 新たな文民統制の構築』共編著(並木書房)2023年

脚注

  1. ^ 役員紹介 « 研究所概要 « 公益財団法人 国家基本問題研究所
  2. ^ 立教大学校友会会員名簿(1992年)
  3. ^ a b c d e f g h CiNii Articles 国立情報学研究所 論文検索より



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