地表面観察からの寺院構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 14:01 UTC 版)
剣尾山から南へ尾根を下ると、標高730m程の尾根の中央部に本堂跡といわれる平坦部がある。南北25m、東西23mの規模で、中心部に礎石が残っている。本堂跡から北東方向に20m程の距離に、北を除く三方が石塁囲みの平坦部がある。規模は南北20m東西46mで、寺の上級僧侶達が居住した場所の感じがする。根拠は広大な平坦部が確保され、西と南には高さ0.8m程の石塁が築かれていることや、その石塁間に2m程の出入口があることによる。本堂跡と同じ南向きで日当たりが良いが、石造物等の信仰の対象物が無い。
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