国庁とは? わかりやすく解説

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国衙

(国庁 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/03 09:20 UTC 版)

国衙(こくが)は、日本律令制において国司が地方政務を執った役所が置かれていた区画である。


注釈

  1. ^ なお、遺構の年代は出土した木簡の「仁和二年假文」(886年)の墨書から平安時代初期以降と考えられている。
  2. ^ 「大原評□部□□」(評は出雲国庁の建設が大宝元年(701年)以前に溯ることを示唆している。)「進上兵士財□…」「□□二百代」(大は土地の単位)
  3. ^ 「厨」(くりや)「酒杯」「少目」(しょうさかん)、「門」「社辺」(こそべ)などの篦書き土器
  4. ^ 八町四方は約870メートル四方

出典

  1. ^ a b きらり府中 武蔵国府跡-国衙地区- 更新日:2017年1月1日
  2. ^ 鐘江宏之「行政体としての国府」『律令制諸国支配の成立と展開』(吉川弘文館、2023年) ISBN 978-4-642-04672-5 P84-89.
  3. ^ 国史跡 武蔵国府跡”. 府中市 (2009年9月18日). 2012年1月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年8月3日閲覧。
  4. ^ 府中市 武蔵国府関連遺跡 JR府中本町駅前発掘調査 更新日:2010年6月3日 武蔵国府関連遺跡
  5. ^ 本町遺跡”. 姫路市埋蔵文化財センター. 2023年11月1日閲覧。
  6. ^ 加藤隆昭「因幡国庁跡」 文化庁文化財保護部史跡研究会監修『図説 日本の史跡 第4巻 古代1』同朋舎出版 1991年 81–82ページ
  7. ^ 真田廣幸「伯耆国庁跡」 文化庁文化財保護部史跡研究会監修『図説 日本の史跡 第4巻 古代1』同朋舎出版 1991年 83–85ページ
  8. ^ 勝部昭「出雲国府跡」 文化庁文化財保護部史跡研究会監修『図説 日本の史跡 第4巻 古代1』同朋舎出版 1991年 86–88ページ
  9. ^ 渡辺一雄「周防国衙跡」 文化庁文化財保護部史跡研究会監修『図説 日本の史跡 第4巻 古代1』同朋舎出版 1991年 89–90ページ


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