四度加行とは? わかりやすく解説

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しど‐けぎょう〔‐ケギヤウ〕【四度加行】

読み方:しどけぎょう

密教で、伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受ける前に行う、十八道法金剛界法・胎蔵界法・護摩法の四つ修法


四度加行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/16 02:11 UTC 版)

四度加行(しどけぎょう)は、日本密教において、修行者が阿闍梨となるための伝法灌頂を授かるに先立って修習される四段階の加行(けぎょう, 梵語:prayoga)の総称。空海は「四度加行」という名称を用いておらず、覚鑁によって「四度加行」が伝法灌頂を受けるための最低条件と定められたと考えられている。現代の四度加行の日数は空海の御遺告に基づき100日とする宗派が大半であるが、古来は特に日数を定めていない。しかし小野流では基本的に四度加行に数年を課しており、憲深は晩年になり護摩を許され感涙を流しているほど四度加行は容易に授けられるものではなかった。一方、仁和寺では四度加行を45日とした記録が残っており、弟子の機根に合わせた伝授が成されていた。 真言宗天台宗それぞれの内部の流派により、順序や内容の細部に相違があるが、以下の四段階からなる。




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