合胞体性栄養膜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/07/02 06:42 UTC 版)
合胞体性栄養膜または栄養膜合胞体層(英: syncytiotrophoblast)は胎児の栄養膜(trophoblast)のうち、母体血と接触する外側の細胞層で胎盤の絨毛を子宮内膜につなぎとめているものである。ここの細胞(合胞体性栄養膜細胞)は有糸分裂せず、その内側にある細胞性栄養膜(cytotrophoblast)が子宮内膜に向かって成長し細胞同士が融合することで形成される。合胞体とは、このように融合した細胞のことである。
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