合同の象徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/18 09:06 UTC 版)
ジェームズ1世は合同の象徴として硬貨を統一し、新しい紋章を設計した。新しい国旗も設計されたが、新設計は論争を呼ぶものであり、イングランド側が受け入れられる設計にスコットランドが不満を感じ、その逆もしかりだった。最終的にはジェームズ1世が1606年4月12日にユニオン・フラッグの設計を発表したが、スコットランド側はそれを「スコットランド国旗の上にイングランド国旗を重ねた」と感じ、「イングランド国旗の上にスコットランド国旗を重ねた」という別の設計を1707年まで使用した。ジェームズ1世が新国旗を発表した後もイングランド・スコットランド両国の船は引き続きそれぞれの国旗を使用し、ユニオン・フラッグが普及するのはオリヴァー・クロムウェルの護国卿時代のこととなった。 スコットランド王国の国章(英語版)、1565年 – 1603年。 イングランド王国の国章、1558年 – 1603年。 アイルランド王国の国章、1541年 – 1603年。 スコットランド王国の国章、1603年 – 1707年。 イングランド王国とアイルランド王国の国章、1603年 – 1707年。 スコットランド王国の国旗。 イングランド王国の国旗。 スコットランド王国で使用されたユニオン・フラッグ、17世紀初 – 1707年。 イングランド王国で使用されたユニオン・フラッグ、1606年 – 1707年。 テューダー・ローズとスコットランドのアザミがディミディエイト(統合)された記章。ジェームズ1世はこれを王家の記章(英語版)として使用した。
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