反共産主義者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 02:22 UTC 版)
第一次インドシナ戦争におけるフランスの敗戦で、ベトミン軍がフエ市内に進駐。ベトミンと敵対したフランスや、その傀儡となっていた阮朝と関係が深かったため、「反ベトミン派」とみなされ、彼女を含めた一家は4ヶ月間軟禁されて、一日粥二杯のみの食事という過酷な待遇を受け、さらに長兄一家は銃殺されてしまう。この軟禁中の待遇が、彼女を強烈な反共産主義者に仕立てていったとされる。 1955年に、夫の実兄であるゴ・ディン・ジエムが南ベトナムの初代大統領となったが、生涯を通じ結婚しなかったため、ゴ・ディン・ジエムの実弟で、大統領顧問を務めるゴ・ディン・ヌーの妻である彼女が「マダム・ヌー」と呼ばれ、事実上の南ベトナムのファーストレディとして振舞うことになった。
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