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原子単位系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/01/05 23:13 UTC 版)
(原子単位 から転送)
原子単位系(げんしたんいけい)は、素粒子物理学や原子物理学、量子化学において、数式の表現を簡潔にするために採用される単位系[1]。
長さ(ボーア半径、a0)、質量(電子の静止質量、me)、作用(プランク定数、
)、電荷(電気素量、e)、エネルギーのうち4つを基本単位として選び、その他の物理量は組立単位とする。したがって、原子単位系では時間は組立単位
/Eh で表現される[2]。
原子単位系には、エネルギーの基本単位としてハートリー(hartree または Eh)を用いるハートリー原子単位系の他、リュードベリ (rydberg または Ry)を用いるリュードベリ原子単位系[3]などが存在しこちらもしばしば用いられる。
単位を表す記号として、a0・me・
・e・Eh の代わりに、すべて atomic unit の省略形である a.u. で表すことがある。この場合、「1 a.u.(長さ)」のように、括弧書きで物理量を明らかにする必要がある。
- ^ IUPAC Gold Book - atomic units
- ^ (独)産業技術総合研究所 計量標準総合センター訳・監修, "国際文書第8版 (2006) 国際単位系(SI)日本語版", BIPM原文
- ^ H. SHULL & G. G. HALL, "Atomic Units", Nature 184, 1559 - 1560 (1959). DOI: 10.1038/1841559a0
- ^ a b http://www.theophys.kth.se/~rar/files/lic.pdf
- ^ http://www.bipm.org/en/si/si_brochure/chapter4/table7.html
- 1 原子単位系とは
- 2 原子単位系の概要
原子単位に関連した本
- 単位の進化 原始単位から原子単位へ (講談社学術文庫) 高田 誠二 講談社
- 単位の進化―原始単位から原子単位へ (1970年) (ブルーバックス) 高田 誠二 講談社