南浦連絡所
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南浦連絡所(ナムポれんらくじょ)は、朝鮮民主主義人民共和国南浦特別市に所在する情報機関で、朝鮮労働党作戦部(現、朝鮮人民軍偵察総局)に所属する工作員侵入基地[1]。別名、第753軍部隊(だい753ぐんぶたい)[1]。4か所ある海上連絡所のうちの1つ[1]。高速スパイ船を配置している[2]。
注釈
- ^ 拉致を指令した金正日は、崔銀姫が南浦の桟橋から降りた際、彼女に手を差し出して次のように語った[4]。
ようこそ、よくいらっしゃいました。崔先生、わたしが金正日です[4]。
その後、崔の離婚した夫で、香港で彼女の捜索活動にあたっていた映画監督の申相玉も同じ年の7月、北朝鮮工作員によって拉致された[5]。2人はやがて、金正日の要請で北朝鮮で映画を制作させられた。
出典
- ^ a b c d e 清水(2004)pp.46
- ^ 全(2002)p.216
- ^ “天安艦沈没事件は北朝鮮の犯行”. コリア国際研究所 (2010年5月23日). 2021年11月4日閲覧。
- ^ a b c 崔・申『闇からの谺(上)』(1989)pp.29-31
- ^ 崔・申『闇からの谺(上)』(1989)pp.139-145
- ^ 高世(2002)p.139
- 1 南浦連絡所とは
- 2 南浦連絡所の概要
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