半硬式飛行船
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半硬式飛行船(はんこうしきひこうせん、英: Semi-rigid airship)は、部分的な支持構造を持つ飛行船である。半硬式飛行船は、外皮の下に縦軸に沿って、硬い、ないし、ある程度の柔軟さのある「竜骨」[1]を持つ。この部分的な支持構造は外皮の内部にある場合もある。半硬式飛行船は1900年代初期には多く建造されたが、1938年前後以降は、2、3の放棄された計画を除いてただ1つのタイプのみが飛行している。
- ^ (空気より重い)飛行機では、別の専門用語があるが、飛行船では過渡期であったため、水上船舶の用語を流用している。
- ^ 「Flight」誌グローバル・アーカイブ(1909年7月4日): 『飛行船はすべて軟式または半硬式であらねばならない。なぜならばヨーロッパにおける経験により、軍用としての硬式飛行船は(ツェッペリンの例において端的に見られるように)、陸軍省の要求する「輸送のために小さく折りたたんで梱包する」ことが不可能であることが明らかになっているからである。』
- ^ pilotundluftschiff.de. Halbstarre Luftschiffe vom Typ Groß Basenach last accessed 2009-02-11
- ^ 日本飛行船物語 p.310
- ^ 「モワソンの草原から離昇するLebaudy 飛行船ル・ジョーヌ」(1904年12月31日)[リンク切れ]
- ^ 日本飛行船物語 p.318
- ^ a b CargoLifter CL160 P1 Super Heavy-Lift Cargo Airship, Germany - Aerospace Technology
- 1 半硬式飛行船とは
- 2 半硬式飛行船の概要
- 3 関連項目
半硬式飛行船と同じ種類の言葉
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