十方山林道
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十方山林道(じっぽうざんりんどう、細見谷林道とも言う)は、広島・島根県境尾根(恐羅漢山〜五里山)と十方山(広島県)との狭間にある林道。恐羅漢山(広島・島根両県最高峰)のふもとの二軒小屋(広島県山県郡安芸太田町横川)と国道488号(広島県廿日市市吉和)を結んでいる。幅員3〜4mで未舗装、全長は約14.4kmあり、 1953年(昭和28年)に一旦完成したものの、その後荒れてきたため1959年(昭和34年)に再整備されている。なおこの林道は、中間部分で細見谷を通ることから、一般的には細見谷林道と呼ばれることの方が多くなっている。
- ^ 原哲之編『細見谷と十方山林道(2002年版)』森と水と土を考える会・日本生物多様性防衛ネットワーク・吉和の自然を考える会、2002年12月25日、p.20.
- ^ 山本明正『細見谷渓畔林と十方山林道』自費出版、2007年10月25日、pp.20-4. ISBN 978-4-289-02924-2
- ^ 原戸祥次郎編「森と水と土を考える会 創立20周年記念誌」森と水と土を考える会、2012年11月1日
- ^ 堀啓子「十方山林道周辺の植物」『峠』広島山稜会(43号)、2007年3月31日、pp.88-96.
- ^ 山本明正他編『細見谷と十方山林道(2006年版)』森と水と土を考える会、2006年4月30日
- ^ 金井塚務「広島・細見谷渓畔林のツキノワグマ」『自然保護』494号、2006年11月1日、pp.40-2.
- 1 十方山林道とは
- 2 十方山林道の概要
- 3 細見谷の保全に向けて
- 4 脚注
- 十方山林道のページへのリンク