十六島ホタルエビ発生地
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十六島ホタルエビ発生地(じゅうろくしまホタルエビはっせいち)とは、千葉県香取市を流れる利根川左岸の十六島地区にかつて存在した、国の天然記念物に指定されていたホタルエビの発生地である。
注釈
- ^ 佐原付近のホタルエビは、諏訪湖のヌカエビから確認された蝦発光菌と全く同一のものであることを、矢崎芳夫自身が1926年(大正15年)に疑集試験およびカステラニーの吸収試験によって証明している。日本細菌学雑誌 1995年 50巻 3号 p.869。
- ^ 羽根田(1971)pp。2-3より引用作成。
- ^ 文化庁文化財保護部監修(1971)によれば、かつては印旛沼にも生息していたらしくカワボタルと呼ばれていたという。
- ^ 調査範囲は最初にホタルエビが確認された長野県の諏訪湖にまでおよび(1971年8月26日から28日)、報告書にも「確認にはいたらなかった」旨の記載があるが、諏訪湖での調査結果は当記事主題と直接関係がないため、当記事では割愛する。羽根田(1971)p.5。
- ^ 指定範囲については羽根田(1971)の添付資料地図より作成。
- ^ 東京都新宿区在住のY氏より、1932年(昭和7年)福岡県鞍手郡宮田町(現・宮若市)の磯光駅付近の水田に全身が発光するエビがたくさんいるのを目撃したという、具体的で詳細な情報が寄せられ、羽根田は実際に現地福岡へ1972年11月14日から18日に調査に赴いており、報告書にも「確実な情報は得られなかった」旨の記載があるが、福岡県での調査内容は当記事主題と直接関係がないため、当記事では割愛する。羽根田(1972)p.5。
出典
- ^ a b c d e f g 羽根田(1971)、p.1。
- ^ 昭和9年5月1日文部省告示第181号(参照:国立国会図書館デジタルコレクション、3コマ目)2020年5月7日閲覧。
- ^ a b c d e 文化庁文化財保護部監修(1971)、p.55。
- ^ NAGビブリオ感染症とは 国立感染症研究所ホームページ、2020年5月7日閲覧。
- ^ a b c d e 日本細菌学雑誌 1995年 50巻 3号 p.868。
- ^ a b c d 羽根田(1973)、p.9。
- ^ a b c 日本細菌学雑誌 1995年 50巻 3号 p.869。
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- ^ a b 羽根田(1970)、p.3。
- ^ 伊那市ゆかりの偉人たち 伊那市公式ホームページ、2020年5月7日閲覧。
- ^ a b 羽根田(1973)、p.3。
- ^ 佐原市役所編纂(1986)、p.1211。
- ^ 佐原市役所編纂(1986)、p.925。
- ^ 昭和9年5月1日文部省告示第181号(参照:国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 伊東五郎, 高森良昌 編集、1984年10月、『写真集明治大正昭和佐原・小見川・神崎 : ふるさとの想い出289』、国書刊行会、p.96
- ^ 十六島実年同好会編集、1995年3月、『新島の生活誌』、十六島実年同好会、p.160
- ^ 利根川河口堰 河口堰概要 独立行政法人 水資源機構 利根川河口堰管理所、2020年5月7日閲覧。
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- ^ 羽根田弥太「チョウチンアンコウの発光器とその発光」『横須賀市博物館研究報告 自然科学』第14号、横須賀市自然・人文博物館、1968年3月、1-6,図3p、ISSN 05132622、NAID 40018570829。
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- ^ 羽根田(1972)、序文。
- ^ a b 羽根田(1973)、p.2。
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- ^ 水郷の原風景 十六島全景b 千葉県立中央博物館大利根分館公式ホームページ、2020年5月7日閲覧。
- ^ 島田俊雄, 荒川英二, 伊藤健一郎 ほか「所謂“ホタルエビ”の原因はルミネセンス産生性のVibrio cholerae non-O1である」『日本細菌学雑誌』第50巻第3号、日本細菌学会、1995年、863-870頁、doi:10.3412/jsb.50.863、2020年6月9日閲覧。
- 1 十六島ホタルエビ発生地とは
- 2 十六島ホタルエビ発生地の概要
- 3 天然記念物の指定解除
- 4 脚注
- 十六島ホタルエビ発生地のページへのリンク