北勢鉄道ハフ1形客車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 08:42 UTC 版)
北勢鉄道ハフ1形客車(ほくせいてつどうハフ1がたきゃくしゃ)は北勢鉄道(現在の三岐鉄道北勢線)が1914年の部分開業にあたって梅鉢鉄工場で新造した、車掌台付きの客車である。
- ^ 製造順とならず、一見ランダムに形式が付与されたように見えるのは、自重の軽いものから順に機械的に付番したためであった。
- ^ 尾小屋鉄道へはこれら以前に三重線由来の5両が譲渡されている。
- ^ この当時、近隣の四日市・三重・安濃・中勢の各鉄道では客用扉の無いオープン・デッキ構造の客車が使用されていた。本形式の場合は開業時期がわずかに遅かったことが幸いしてか、新造当時最新流行の設計が導入されている。
- ^ 松阪線在籍のサニ421・サニ422・サニ425・サニ426で撤去が実施された。
- ^ これに伴いサニ421形は欠番を詰める形でサニ421 - サニ426へ改番されている。
- ^ 但し、松阪線転籍車は中心高を30mm引き下げて350mmとする工事を施工されている。
- ^ この際STE非常直通ブレーキは撤去され、再び手用ブレーキのみとなった。なお、この時点で両車とも側窓は全て下段上昇式の2段窓となっていた。
- ^ もっとも、屋根は従来の2重屋根の骨組みがそのまま流用され、漏水対策もあって明かり取り窓を含む全体に屋根布をかけてシングルルーフの様に見せかけていた。
- 1 北勢鉄道ハフ1形客車とは
- 2 北勢鉄道ハフ1形客車の概要
- 3 運用
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