列車点制御装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/02 09:09 UTC 版)
列車点制御装置(れっしゃてんせいぎょそうち、ドイツ語: Punktförmige Zugbeeinflussung, PZB)は、鉄道において、特定の地点で鉄道車両を監視・制御できる複合列車保安システムである。このシステムの場合、停止信号にも列車が通過しないか、列車の制限速度が維持されるか、機関士が注意・停止信号(Beschränkung)を認識してスウィッチ操作を通じて列車を止めるかどうかが主に探知される。ドイツ国内には「PZB90」が1990年代中期以来導入されている。PZB90は1934年に導入された三変共振周波数方式(Dreifrequenz-Resonanzbauart)のインドゥジシステム(Indusi: Induktive Zugsicherung)から発展した保安システムである。
- ^ Jürgen Janicki; Horst Reinhard. Schienenfahrzeugtechnik. pp. 257 ff.
- ^ Lothar Fendrich, ed (2007). Handbuch Eisenbahninfrastruktur. Berlin/Heidelberg: Springer. p. 641. ISBN 978-3-540-29581-5
- ^ “Punktförmige Zugbeeinflussung (PZB), Indusi”. eib-t.de. 2018年1月24日閲覧。
- ^ “PZB-Zugart”. bahnblogstelle.net (2016年7月4日). 2021年2月24日閲覧。
- ^ “PZB (INDUSI)”. xover.mud.at (2003年3月9日). 2021年2月12日閲覧。
- 1 列車点制御装置とは
- 2 列車点制御装置の概要
- 3 参考文献
- 4 外部リンク
- 列車点制御装置のページへのリンク