凌風丸 (気象観測船・初代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/29 17:47 UTC 版)
凌風丸(りょうふうまる)は、日本が保有していた気象観測船である。室戸台風を教訓に1937年(昭和12年)に建造され、日本初の本格的な気象観測船として中央気象台に配備された。太平洋戦争を生き抜き、戦後も中央気象台および後身の気象庁で運用された。「凌風丸」の船名は、その後2代にわたって気象観測船に受け継がれている。
- ^ a b “凌風丸”. なつかしい日本の汽船. 長澤文雄. 2021年10月20日閲覧。
- ^ Ryofu_Maru_class
- ^ a b c 堀内(1957)、21頁。
- ^ a b 「科学船・初陣迫る―夏は颱風、冬は堅氷に挑む―南へ北へ威力示す凌風丸」 大阪毎日新聞 1937年7月24日
- ^ 「海を行く気象台―颱風に挑戦するために凌波性も復原力も満点―“凌風丸”十七日進水」 大阪毎日新聞 1937年5月10日。
- ^ a b 篠原(2003)、238頁。
- ^ 海軍気象部 「財産目録の件提出」 1945年、アジア歴史資料センター Ref.C08011043300
- ^ 樋口三郎 「鳥島気象観測所」『天気』2巻5号 日本気象学会、1954年。
- 1 凌風丸 (気象観測船・初代)とは
- 2 凌風丸 (気象観測船・初代)の概要
- 3 参考文献
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