武器軟膏
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/21 16:39 UTC 版)
武器軟膏(ぶきなんこう)とは、傷薬の一種であり、また偽医療の一種。通常の軟膏と異なり、薬を傷口ではなく、傷をつけた武器の方に塗る。16世紀から17世紀にかけて西欧の一部でその効能が信じられ、その作用機序について論争となった。当時は、武器軟膏以外の様々な偽医療が横行しており、その中には、治療どころか悪影響を及ぼす危険なものが含まれていた。そのため、武器軟膏は当時としては比較的有効な治療方法であったと考えられている[1][2]。
- ^ a b c d e ホームヤード(1996) p.186
- ^ a b c d 山本(2003) p.505
- ^ a b c d ディーバス(1999) p.225
- ^ a b c ラッセル編(1983) p.291
- ^ 山本(2003) pp.506-507
- ^ ソベル(2010) pp.52-53
- ^ ラッセル編(1983) p.292
- ^ ディーバス(1999) pp.225-226
- ^ 山本(2003) p.506
- ^ ディーバス(1999) pp.264-265
- ^ 原文はフラッド"Mosaicall Philosophy" pp.291-292。ディーバス(1999) p.266の和訳を引用。
- ^ ディーバス(1999) p.279
- ^ ディーバス(1999) p.282
- ^ 科学者人名事典編集委員会編(1997) p.659
- ^ ブロック(2003) p.41
- ^ ディーバス(1999) pp.255-257
- ^ ディーバス(1999) p.257
- ^ a b ディーバス(1999) p.259
- ^ ディーバス(1999) pp.258-259
- ^ ディーバス(1999) pp.259-260
- ^ ディーバス(1999) pp.261-262
- ^ a b ラッセル編(1983) p.293
- ^ ラッセル編(1983) p.294
- ^ 大野(1992) p.77
- ^ 山本(2003) p.508
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