全国大学高専教職員組合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 23:27 UTC 版)
「日本教職員組合」の記事における「全国大学高専教職員組合」の解説
大学教職員組合は、「大学部」という形で日教組に加盟してきたが、大学教組の側では独立した単位組合として認めるよう要求し、日教組中央と対立してきた。反主流派が全教を結成して日教組を離脱するのと相前後して、大学部も日教組大会をボイコット、新たに全国大学高専教職員組合(全大教)を結成し、日教組から事実上独立した。国公労連(日本国家公務員労働組合連合会)にオブザーバー加盟。日教組は1990年(平成2年)から翌年にかけて各大学教職員組合の脱退を相次いで承認した。あわせて日教組は日教組方針を支持する大学教職員を組織して日本国公立大学高専教職員組合(日大教)を新たに発足させた。しかし日大教は一部の附属学校の組織拡大にとどまり事実上その活動は停止した。現在は日教組と全大教は、給与問題での日教組、日高教と全大教との共同行動が行われたり大会で挨拶をするなど、一定の共闘関係を築くようになっている。
※この「全国大学高専教職員組合」の解説は、「日本教職員組合」の解説の一部です。
「全国大学高専教職員組合」を含む「日本教職員組合」の記事については、「日本教職員組合」の概要を参照ください。
- 全国大学高専教職員組合のページへのリンク