作刀品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 15:45 UTC 版)
鍛冶平が製作した刀として、以下が確認されている。 薙刀 銘 「直光」(特別保存刀剣、刀剣ワールド財団収蔵) - 刃長52.7センチメートル 本作はに静形(しずかがた)の実戦薙刀として注文して制作されたものであり、槍に転用も可能な造りとなっている。直胤の特徴を汲む鍛えの良い地鉄に直刃(すぐは)を焼いているのが特徴である。姿形や刃文共に洗練されており、鍛冶平の高い技量が発揮されている。本作は幕末に京都見廻役および日光奉行を務めた旗本である岩田通徳が作らせたものであり、明治維新後は岩田は新政府に退去命令を出されて静岡へ移住した徳川家に付き従って移住し、本作も静岡岩田家に伝来していたものである。
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