佐渡小木地震とは? わかりやすく解説

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佐渡小木地震

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 16:21 UTC 版)

佐渡小木地震(さどおぎじしん)とは、1802年12月9日享和2年11月15日)に佐渡島小木付近で発生したマグニチュード M6.5から7.0と推定される地震で、享和佐渡地震とも呼ばれる。震源は佐渡島南方海域の東経138.35° 北緯37.8°付近と考えられている。津波発生の記録はない[1]。小木半島の海岸では約2メートル (m) の隆起が生じたと考えられており、露出した中新世枕状熔岩を見ることができる[2]


  1. ^ 日本海沿岸での過去の津波災害 地震予知連絡会会報 第90巻
  2. ^ 太田陽子、松田時彦、長沼和雄、「佐渡小木地震(1802年)による土地隆起量の分布とその意義」 地震 第2輯 1976年 29巻 1号 p.55-70, doi:10.4294/zisin1948.29.1_55
  3. ^ a b c 宇佐美龍夫 『最新版 日本被害地震総覧』 東京大学出版会、2003年
  4. ^ 河角廣(1951)、「有史以來の地震活動より見たる我國各地の地震危險度及び最高震度の期待値」 東京大學地震研究所彙報 第29冊 第3号, 1951.10.5, pp.469-482, hdl:2261/11692
  5. ^ a b 矢田俊文:一八〇二年佐渡小木地震と地震史料 新潟大学災害復興科学センターアーカイブズ分野 『災害と資料』 2009-3, no.3 p.1-7, hdl:10191/12682
  6. ^ 文部省震災予防評議会 『大日本地震史料 増訂 第3巻』 1940年 p142
  7. ^ 山下昇:ナウマンの地震研究:ナウマンの日本地質への貢献2 地質学雑誌 Vol.96 (1990) No.7 P.561-576, doi:10.5575/geosoc.96.561


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