仮面高血圧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/29 02:11 UTC 版)
仮面高血圧(かめんこうけつあつ、英語: masked hypertension)とは、診察室で医師が測定した血圧値は正常血圧であるのに、家庭や職場で自己測定した血圧値が高血圧となる場合をいう[1]。診察室や病院では正常血圧とされるために本当の高血圧がマスクされるという意味で、仮面(をかぶった)高血圧」や「かくれ高血圧」とも呼ばれる。白衣高血圧とは正反対の概念である。また、逆白衣現象とも呼ばれている[2]。
- ^ 苅尾七臣、「仮面高血圧―病態と治療―」 『日本内科学会雑誌』 2007年 96巻 1号 p.79-85, doi:10.2169/naika.96.79
- ^ a b 桑島巌、「仮面高血圧・職場高血圧の診断と治療―新しい概念への対応」 『medicina』 44巻1号, p60-62, 2007/1/10, doi:10.11477/mf.1402101964
- ^ Circulation誌から 診察室血圧正常な労働者、6人に1人は「仮面高血圧」 日経メディカルオンライン 記事:2016年12月21日
- ^ a b あなたの血圧はどのタイプ? -仮面高血圧を暴け- (PDF) 太田記念病院/明神館脳神経外科
- ^ 苅尾七臣、睡眠時無呼吸症候群と高血圧 (PDF) 第59回日本心臓病学会学術集会 シンポジウム
- 1 仮面高血圧とは
- 2 仮面高血圧の概要
仮面高血圧と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 仮面高血圧のページへのリンク