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代表的個人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2005/12/13 04:02 UTC 版)
代表的個人 (Representative Agent)とは、近年のミクロ的基礎を持つマクロ経済学で多く見られるモデルの一種である。新しい古典派によって先駆的に用いられた後、多くのマクロ経済学のモデルで用いられるようになった。
基本的には、マクロ経済の中にいる多くの消費者がいるが、「全ての消費者が同一の性質を持つ」と仮定し、「たった一人」の消費者が永遠に存在すると仮定して最適化問題を解こうとするものである。
この代表的個人モデルは、多くの批判をあびている。確かに、このような仮定は非現実的であるし、このモデルより得られるインプリケーションも現実とあわないことが多い。ただし、このような仮定があるからこそ、マクロ経済学の持つモデルや、議論できる問題は格段に増えたのも事実である。
代表的個人の仮定は、近年のマクロ経済学が持つ最大の武器であり、脆弱な弱点でもある。
参考文献
- 齊藤誠、『新しいマクロ経済学 : クラシカルとケインジアンの邂逅』、有斐閣、1996年 ISBN 4-641-06790-2
同じ種類の言葉
関連した本
- ある代表的個人による水窪方言(語彙)の基礎調査〈名詞篇〉 (1960年) 山口 幸洋 近畿方言学会

