二十四山の拡張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 16:17 UTC 版)
佐渡金山では、元禄4年(1691年)から6年をかけて南澤大疎水坑道を掘る際に、二十四山を更に分割して高精度とした羅針盤が使われた。その羅針盤における方位の名称は、二十四山の中間の方角に二十八宿の名称を用いて48方位に拡張したもので、7.5°ごとに子(北)から「子女癸牛丑斗艮箕寅尾甲心卯氐乙亢辰角巽軫巳翼丙張午柳丁鬼未井坤参申觜庚畢酉胃辛婁戌奎乾壁亥室壬危」となっており、更に細分としてその各方位を10等分し、その細分された各方位までには固有の名称はなかったが、最終的に0.75°ごとの480方位としていた。
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