ヴェルサーチとの契約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 06:58 UTC 版)
「リチャード・アヴェドン」の記事における「ヴェルサーチとの契約」の解説
1978年にはメトロポリタン美術館で大規模な回顧展が開催されるなど、ファッション写真界での地位は不動のものとなっていたが、1970年代のファッション写真の主流はヘルムート・ニュートンやガイ・ブルダンに代表される、性的かつ扇情的なスタイルであった。こうした状況もあり、アヴェドンは『ヴォーグ』での活動に区切りをつけ、1980年よりジャンニ・ヴェルサーチの広告キャンペーンを主たる仕事とするようになった。 またヴェルサーチでの仕事と並行して、1979年よりテキサス州フォートワースにあるw:Amon Carter Museumの依頼により、6年にわたりアメリカ西部の住人のポートレートを撮影するプロジェクトに着手した。アヴェドンは坑夫や油田で油に塗れた作業着を纏い働く労働者、職のない放浪者、そして1979年-1984年頃の西部で育つティーンエージャーの姿を撮影している。
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