ヴェラー弦楽四重奏団とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヴェラー弦楽四重奏団の意味・解説 

ヴェラー弦楽四重奏団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/20 08:18 UTC 版)

ヴェラー弦楽四重奏団(ヴェラーげんがくしじゅうそうだん、Weller Quartett)は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者で後にコンサートマスターとなるワルター・ヴェラーが中心となり、同じくウィーン・フィルの未来の或いは現役の楽員であるヨーゼフ・コンドール(第2ヴァイオリン)、ヘルムート・ヴァイス(ヴィオラ)、ヴェルナー・レーゼル(チェロ)によって1959年に組織された弦楽四重奏団である。同年に開催されたミュンヘン国際室内楽コンクールで優勝した。後に、第2ヴァイオリンがアルフレート・シュタールに、チェロがルートヴィヒ・バインルに交代し、1964年からデッカに録音を開始した。1966年から1967年の間にはチェロがロベルト・シャイヴァインに交代し、1971年頃まで活動を続けた。ウィーンの弦楽四重奏団らしく、ハイドンモーツァルトベートーヴェンシューベルトブラームスにおいて、ウィーンの伝統を伝える、しなやかできめ細やかな、センスあふれる演奏を残している。活動期間は短く、1969年にヴェラーの指揮者転向により解散してしまったため、残された録音は少ないが、いまだにCDの再発売が繰り返されている。




「ヴェラー弦楽四重奏団」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヴェラー弦楽四重奏団」の関連用語

ヴェラー弦楽四重奏団のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヴェラー弦楽四重奏団のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヴェラー弦楽四重奏団 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS