ワイルド・チェリーとは? わかりやすく解説

ワイルド・チェリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 04:47 UTC 版)

ワイルド・チェリー
Wild Cherry
出身地 アメリカ合衆国 オハイオ州ミンゴ・ジャンクション
ジャンル ブルー・アイド・ソウルディスコファンクハードロック
活動期間 1970年 - 1979年
レーベル エピック、Brown Bag
旧メンバー ロブ・パリッシ
ベン・ディファビオ
ルイ・オッソ
ラリー・ブラウン
ラリー・マッダー
クーギー・ストダート
ジョー・バックメルター
バッキー・ラスク
ロン・ベイトル
ブライアン・バセット
アレン・ウェンツ
ドニー・アイリス
クック・ミハルチック
マーク・アヴゼク

ワイルド・チェリーWild Cherry)は、アメリカ合衆国の白人ブルー・アイド・ソウル/ディスコバンド。1970年代に活動し、「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック」の大ヒットで有名。

来歴

中心人物のロブ・パリッシは、1960年代からプロのミュージシャンとして活動し、1970年頃に故郷オハイオ州でワイルド・チェリーを結成。1972年デビューしたが、全くの不発に終わった。

1976年、Sweet Cityというレーベルと契約。同社はエピック・レコード[1]が配給を担当しており、実質的にはメジャー・デビューであった。そして、再デビュー曲「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック」が全米1位・全英7位のヒット[2]。この曲は後にハードロック・バンドのサンダーがカバーしている。日本ではDANCE☆MANによって、「よくある名字『斉藤』」としてカバーされている。バンドは、フォガットモリー・ハチェットらと共演している。

3作目『アイ・ラヴ・マイ・ミュージック』発表後、大幅なメンバー・チェンジが起こり、バンドは失速。また、Sweet Cityが倒産したこともあって、バンドは1979年に解散した。

メンバー

最終ラインナップ

  • ロブ・パリッシ (Rob Parissi) – ボーカル、ギター (1970年–1979年)
  • ドニー・アイリス (Donnie Iris) – ギター、ボーカル (1978年–1979年)
  • クック・ミハルチック (Cooke Michalchick) – ベース、ボーカル (1978年–1979年)
  • ロナルド・ビートル (Ronald Beitle) – ドラム、パーカッション (1975年–1979年)
  • マーク・アヴセック (Mark Avsec) – キーボード (1975年–1979年)

旧メンバー

  • ベン・ディファビオ (Ben Difabbio) – ドラム、ボーカル (1970年–1975年)
  • ルイ・オッソ (Louie Osso) – ギター、ボーカル (1970年–1973年)
  • ラリー・ブラウン (Larry Brown) – ベース、ボーカル (1970年–1973年)
  • クーギー・ストダート (Coogie Stoddart) – ギター、ボーカル (1973年–1975年、1977年–1978年)
  • ジョー・バックメルター (Joe Buchmelter) – ベース (1973年)
  • バッキー・ラスク (Bucky Lusk) – ベース (1973年–1975年)
  • アレン・ウェンツ (Allen Wentz) – ベース、シンセサイザー、ボーカル (1975年–1978年)
  • ブライアン・バセット (Bryan Bassett) – ギター (1975年–1978年)

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • 『プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック』 - Wild Cherry (1976年、Epic)
  • 『エレクトリック・ファンク』 - Electrified Funk (1977年、Epic)
  • 『アイ・ラヴ・マイ・ミュージック』 - I Love My Music (1978年、Epic)
  • 『ワイルド・サーバイブ』 - Only The Wild Survive (1979年、Epic)

コンピレーション・アルバム

  • Play the Funk (2000年)
  • 『ベスト・オブ・ワイルド・チェリー』 - Super Hits (2002年)

関連項目

脚注

  1. ^ スライ&ザ・ファミリー・ストーンらが在籍。CBS系の大手レーベル
  2. ^ “The Hot 100”. Billboard. (September 18, 1976). http://www.billboard.com/charts/hot-100/1976-09-18 2021年1月8日閲覧。. 




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ワイルド・チェリー」の関連用語

ワイルド・チェリーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ワイルド・チェリーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのワイルド・チェリー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS