ロスタム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 08:48 UTC 版)
ロスタム(ペルシア語: رستم、ラテン文字転写: Rostam [rosˈtæm])は、ペルシアの叙事詩『シャー・ナーメ』に登場する英雄。イラン最大の叙事詩「王書」(シャー・ナーメ)を含むぺルシア文学の中でも、最も偉大な英雄とされ、その栄光と悲劇に彩られた生涯は世界的にも有名である。ザール(白髪のザール)とカブールの王女ルーダーベの息子。母ルーダーベが蛇王ザッハークの曾孫であるため、ロスタムはナリーマン(ナリーマーン)家という英雄の家系に生まれながらも、ザッハークの玄孫でもある。
注釈
出典
- ^ a b フィルドゥスィー,黒柳訳 (1969), pp. 58-61、フェルドウスィー,岡田訳 (1999), pp. 182-186、岡田 (1982), pp. 165-167.
- ^ フィルドゥスィー,黒柳訳 (1969), pp. 66-70、フェルドウスィー,岡田訳 (1999), pp. 195-204.
- ^ フィルドゥスィー,黒柳訳 (1969), pp. 94-118、フェルドウスィー,岡田訳 (1999), pp. 204-210、岡田 (1982), pp. 170-184.
- ^ 岡田 (1982), p. 174.
- ^ a b c フィルドゥスィー,黒柳訳 (1969), pp. 129-209、フェルドウスィー,岡田訳 (1999), pp. 212-273、岡田 (1982), pp. 185-215.
- ^ フィルドゥスィー,黒柳訳 (1969), pp. 197-202.
- ^ a b フィルドゥスィー,黒柳訳 (1969), p. 400、フェルドウスィー,岡田訳 (1999), pp. 306-333.
- ^ 『Encyclopaedia Iranica』, Ehsan Yarshater「ESFANDĪĀR (1)」 (2021年4月6日 閲覧)
- ^ フェルドウスィー,岡田訳 (1999), pp. 333-334.
- ^ フェルドウスィー,岡田訳 (1999), pp. 335-348.
ロスタム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:14 UTC 版)
「アルスラーン戦記の登場人物」の記事における「ロスタム」の解説
アイヤールの息子でキシュワードの孫に当たる。アイヤールがシンドゥラで娶った妻との間に生まれた子供。
※この「ロスタム」の解説は、「アルスラーン戦記の登場人物」の解説の一部です。
「ロスタム」を含む「アルスラーン戦記の登場人物」の記事については、「アルスラーン戦記の登場人物」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- ロスタムのページへのリンク