レキント・ハローチョとは? わかりやすく解説

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レキント・ハローチョ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/19 00:00 UTC 版)

レキント・ハローチョ西: Requinto jarocho)またはギターラ・デ・ソンは、メキシコベラクルスを起源とする、4弦または5弦の撥弦楽器である。通常は、水牛の角などでできた特別なピックで演奏される。

レキントは、ソン・ハローチョの合奏で使用される。合奏においてアルパ・ハローチャがない場合には、レキントは通常、ソンのメロディーテーマを導入として演奏し、その後、ボーカルのメロディーラインにあわせて即興的に対位法的旋律を提供する演奏を続ける。

特徴

レキント・ハローチョは小さなギターのような形である。ボディ、ネック、チューニングヘッドは一枚の木でできている。ボディは薄く、指板は少し盛り上がっている。また、12フレットを持つ。 [1]

4弦のレキントハローチョはADGcの標準的なチューニングに従うことができるが、一般的にGADgとCDGcでもチューニングされている。 [1]一方で5弦のレキントは、最初の標準チューニングの4弦の5半音下に弦を追加し、EADGcにする。 [1]

レキント・ハローチョの弦はナイロン製である。演奏すると、クラシックギターの下4本の弦のような音が鳴る。

ギャラリー

参考文献

  1. ^ a b c AtlasOfPluckedInstruments”. 2022年5月16日閲覧。



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