メトープ (シマノフスキ)とは? わかりやすく解説

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メトープ (シマノフスキ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/07/30 04:31 UTC 版)

メトープフランス語: Métopes, ポーランド語: Metopy)》作品29は、カロル・シマノフスキ1915年に完成させたピアノ曲。「メトープ」というフランス語は、建築用語の浮彫石板(メトーピ)のことであり、セリヌンテ神殿の浮彫石板やパレルモに保存された女神像に霊感を受けた楽曲であることを示唆している。《メトープ》は、シマノフスキが第1次世界大戦中に作曲した4つのピアノ曲集のうちの最初の作品にほかならず、《仮面劇》や、ヴァイオリンとピアノのための詩曲《神話》と並んで、シマノフスキが比較的実り豊かだった1910年代を代表する作品に挙げられる。また、これらの3曲は、頭文字がMであることにちなんで、3つまとめて「シマノフスキの3大M」とも称せられる。




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