ミニカートリッジ
ミニカートリッジとは、IntelのモバイルPentium IIなどで採用されたCPUパッケージの名称である。
ミニカートリッジは、2次キャッシュがCPUとは別に収まっている旧型のモバイルPentium IIをひとつのパッケージにまとめる必要があったため、比較的大きいサイズ(56mm×60mm×5.5mm)が採用されていた。そのため、小型化が進んでいく後のノートPCには対応しきれなくなった。
1999年1月に発表されたモバイルPentium II、およびCeleronでは、2次キャッシュがCPUのチップに内蔵されるようになったため、ミニカートリッジのような大型のパッケージを採用する必要がなくなった。しかしながら、従来製品との互換性を保つためにしばらくはミニカートリッジ対応製品も用意されていた。
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