マイクロリアクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/22 01:35 UTC 版)
マイクロリアクター (microreactor) は一辺あたり1mm以下の大きさの空間で化学反応を行う装置で、一般的なものはマイクロチャネルを使う[1] 。物理過程を行うためのマイクロ熱交換器などの装置とともに、マイクロプロセス工学の分野で研究される。通常はバッチ反応器(いわゆる普通のフラスコなど)でなく、フロー型反応装置である。
- ^ a b c d Watts, P.; Wiles, C. "Recent advances in synthetic micro reaction technology." Chem. Commun. 2007, 443–467. doi:10.1039/b609428g
- ^ a b c d 菅野憲一、藤井政幸「マイクロリアクター : 次世代型合成デバイス」、『有機合成化学協会誌』第60巻第7号、有機合成化学協会、 701-707頁、 doi:10.5059/yukigoseikyokaishi.60.701。
- ^ Lai, S. M.; Martin-Aranda, R.; Yeung, K. L. "Knoevenagel condensation reaction in a membrane microreactor." Chem. Commun. 2003, 218–219. doi:10.1039/b209297b
- ^ Uozumi, Y.; Yamada, Y. M. A.; Beppu, T.; Fukuyama, N.; Ueno, M.; Kitamori, T. "Instantaneous carbon-carbon bond formation using a microchannel reactor with a catalytic membrane." J. Am. Chem. Soc. 2006, 128, 15994–15995. doi:10.1021/ja066697r
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