ボスホート2号
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ボスホート2号(ボスホート2ごう、ロシア語:Восход-2、ラテン文字:Voskhod 2)とは、1965年に2人の宇宙飛行士を乗せて打ち上げられたソビエト連邦の有人宇宙船である。外部に通じるエアロックを備え、飛行中に世界初の船外活動(宇宙遊泳)が行われたが、帰還まで様々なトラブルに見舞われた。ボスホートはロシア語で日の出を意味する。コールサインは「アルマース(Алмаз、ダイアモンドの意)」。
- 1 ボスホート2号とは
- 2 ボスホート2号の概要
- 3 その後
- 4 参考文献
ボスホート2号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 14:48 UTC 版)
1965年3月18日に打ち上げられたボスホート2号では、パーヴェル・ベリャーエフとアレクセイ・レオーノフの二人が飛行した。アレクセイ・レオーノフは世界初の船外活動に成功したが、真空状態の中で宇宙服が予想外にふくらんだため、ほとんど身動きできなくなり、危うくカプセルに戻れなくなりかけた。また地上帰還時に姿勢制御装置が動かなくなるなど致命的なトラブルが多発したが、その都度飛行士たちが訓練されたとおりに冷静かつ迅速に対処して危機を逃れた。
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