ヘキサフルオロ白金酸ジオキシゲニル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/16 22:47 UTC 版)
「ジオキシゲニル」の記事における「ヘキサフルオロ白金酸ジオキシゲニル」の解説
酸素 (O2) と六フッ化白金 (PtF6) とを反応させると、ヘキサフルオロ白金酸ジオキシゲニル (O2[PtF6]) が得られる。 O 2 + PtF 6 ⟶ O 2 [ PtF 6 ] {\displaystyle {\ce {{O2}+ PtF6 -> O2[PtF6]}}} PtF6は、酸素分子を十分に酸化させることのできる強力な酸化剤の一つである。 ヘキサフルオロ白金酸ジオキシゲニルは、世界初の希ガス化合物の発見において極めて重要な役割を果たした。ブリティッシュコロンビア大学のネイル・バートレットは、PtF6 が O2 を O2+ に酸化することを発見、同時にキセノンでも実験を行い、ヘキサフルオロ白金酸キセノンを発見した。
※この「ヘキサフルオロ白金酸ジオキシゲニル」の解説は、「ジオキシゲニル」の解説の一部です。
「ヘキサフルオロ白金酸ジオキシゲニル」を含む「ジオキシゲニル」の記事については、「ジオキシゲニル」の概要を参照ください。
- ヘキサフルオロ白金酸ジオキシゲニルのページへのリンク