ファインマンのスラッシュ記法
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場の量子論におけるファインマンのスラッシュ記法(ファインマンのスラッシュきほう、Feynman slash notation)[1] とは、ディラック場の研究においてファインマンによって導入された、4元ベクトル[2]とガンマ行列 γ の縮約を表す記法:
- ^ 「ディラック・スラッシュ」の記法と呼ばれることもある。例えば Weinberg, Steven (1995), The Quantum Theory of Fields, 1, Cambridge University Press, p. 358 (380 in polish edition), ISBN 0-521-55001-7
- ^ 実際は4元ベクトルに限らず、時空間が d 次元であれば d 元ベクトルに対し成り立つ。このときガンマ行列は γ0 から γd−1 までの d 個の行列の組である。
- 1 ファインマンのスラッシュ記法とは
- 2 ファインマンのスラッシュ記法の概要
- 3 参考文献
ファインマンのスラッシュ記法
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「ガンマ行列」の記事における「ファインマンのスラッシュ記法」の解説
リチャード・ファインマンによって導入された記法を用いて、時空の添え字をもつベクトル量 pμ に対して p / ≡ γ μ p μ = γ μ p μ {\displaystyle p\!\!\!/\equiv \gamma ^{\mu }p_{\mu }=\gamma _{\mu }p^{\mu }} と略記することがある。 詳細は「ファインマンのスラッシュ記法」を参照
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