ビームライフル (ガンダムシリーズ)とは? わかりやすく解説

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ビームライフル (ガンダムシリーズ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 04:31 UTC 版)

ビームライフル[注 1] (Beam Rifle) は、アニメガンダムシリーズ』に登場する、架空の兵器。モビルスーツ (MS) の標準的な武装の一つで、最も主力になるものである。


注釈

  1. ^ 宇宙世紀シリーズを中心に、資料上での表記は中黒入りのビーム・ライフルとされる場合が多い。
  2. ^ 例外的に『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のP.D.世界では、300年前に対人兵器としてビーム兵器が用いられて後にロストテクノロジーとなっており、MSの射撃武装はごく一部のレールガン以外は火器が主体となっている。
  3. ^ 制作会社の日本サンライズ(当時)の設定では「15発」となっているが、脚本や作画では必ずしも遵守されておらず、15発以上射撃していることもあった。
  4. ^ エビル・Sのビームスプレーガン、リグ・シャッコーのハンドビームガンなどが見られる。リック・ディアスのビームピストルは拳銃としてはかなり大型で、むしろ百式のビームライフルをダウンサイジングしたカービン銃に近い。また、ヴィクトリーガンダム系列が使用するビームピストルはビームライフルの機関部と兼用されるもので、ビームライフルが損傷した場合の緊急装備的側面が強い。
  5. ^ この仕様はメカニックデザインを担当したカトキハジメの提案によるもので[7]、『機動戦士ガンダムNT』の監督を務めた吉沢俊一はこの設定を「そこまで手を入れるならちゃんと撃てる腕を作ればいい、という話なんですけど」としつつも、面白い設定だと評している[7]
  6. ^ ただし、「メガ粒子」の呼称が用いられる兵器はいずれも外伝作品である『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』のみに登場している。
  7. ^ アニメーション第17話において水夫の口頭から「前の戦争の際に陸にもそら(宇宙と空、どちらを指すかは不明)にも変な物を撒かれてレーダーはほとんど使えない」という旨の説明が存在する。また、設定上は別物だがルナチタニウム合金も固有名称として登場する。
  8. ^ この抑制フィールド同士は干渉するため、ビームブーメランなどと接触することもある[16]
  9. ^ 書籍によっては「核エンジン搭載機体はエネルギーの続く限りビームを撃ち続けられる[18]」とした記述も存在するが、電力こそ原子炉で発電可能であるものの、投射に必要な荷電粒子やプラズマはどのように賄っているかは設定付けがなされていない。

出典

  1. ^ 氷川竜介 (2007年7月24日). “ネイティブガンダム[リマスター版] 第2話「ガンダム破壊命令」”. GUNDAM.INFO. サンライズ. 2014年6月9日閲覧。
  2. ^ 『データコレクション 機動戦士ガンダム 一年戦争編』. メディアワークス 
  3. ^ 『データコレクション6 機動戦士ガンダムΖΖ』、メディアワークス、1997年1月25日、16-17頁、ISBN 4-07-307572-1 
  4. ^ 週刊 ガンダム・モビルスーツ・バイブル 第57号 2020, p. 24-29.
  5. ^ HGUCフェネクスDMNT 2018.
  6. ^ 小説版『NT』 2018, p. 317-318.
  7. ^ a b c d 「特集 機動戦士ガンダムNT」『グレートメカニックG』2018 WINTER、双葉社、2018年12月18日、10頁、ISBN 978-4-575-46513-6 
  8. ^ 機動戦士ガンダムUCメカニック&ワールドep4-6, p. 121.
  9. ^ アニメ『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』第12話「個人の戦争」
  10. ^ 機動戦士ガンダムU.C.0096 ラスト・サン(6), p. 165-167、188.
  11. ^ 週刊 ガンダム・モビルスーツ・バイブル 第23号 2019, p. 24-29.
  12. ^ 『電撃データコレクション(8) 機動戦士ガンダムF91』、1998年12月15日、79頁。(ISBN 4-07-310150-1)
  13. ^ 講談社刊「機動新世紀ガンダムX MS公式カタログ」(ISBN 4-06-103311-5) 5頁参照
  14. ^ プラモデルキット「1/144 ガンダムヴァサーゴ」組み立て説明書参照
  15. ^ a b プラモデルキット「1/60 PG ストライクガンダム」取扱説明書参照
  16. ^ a b 「機動戦士ガンダムSEED DESTINYモデル VOL.2 DESTINY MSV編」ホビージャパン刊 2006年3月31日初版発行 176頁。(ISBN 4-89425-415-8)
  17. ^ 角川書店「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY Re:Master Edition」2巻(ISBN 9784041206393)参照
  18. ^ 『機動戦士ガンダムSEED OFFICIAL FILE メカ編vol.3』講談社 2003年9月9日第一版発行 4-5頁。(ISBN 4063347702)
  19. ^ 角川スニーカー文庫「機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 2」(ISBN 4-04-471702-8) 79頁参照
  20. ^ 角川スニーカー文庫「機動戦士ガンダムSEED 2 砂漠の虎」(ISBN 4-04-429102-0) 134頁参照
  21. ^ 『機動戦士ガンダムAGE』アニメ第11話。
  22. ^ 小説『機動戦士ガンダムAGE(1)スタンド・アップ』, p. 84-85.
  23. ^ 小説『機動戦士ガンダムAGE(1)スタンド・アップ』, p. 42.
  24. ^ 小説『機動戦士ガンダムAGE(1)スタンド・アップ』, p. 45、153.


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