ビルカバンバのインカ帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 19:57 UTC 版)
「サパ・インカ」の記事における「ビルカバンバのインカ帝国」の解説
詳細は「ビルカバンバ(Vilcabamba)のインカ帝国(スペイン語版、英語版)」を参照 一般的には、亡命政権を打ち立てたマンコ・インカ・ユパンキを正統と見なし、パウリュ・トゥパック・ユパンキ、カルロス・パウリュ・インカの2代は歴代に含めない。 ビルカバンバ(Vilcabamba)を拠点に山岳地帯から熱帯雨林地帯にかけて支配した亡命政権「ビルカバンバのインカ帝国」皇帝としては、次のとおり。 マンコ・インカ・ユパンキ(Manqu Inka Yupanki、英: Manco Inca Yupanqui、在位1536年-1544年) サイリ・トゥパック(Sayri Tupaq、英: Sayri Tupac、在位1545年-1560年) ティトゥ・クシ(Titu Kusi、英: Titu Cusi、在位1560年-1571年) トゥパック・アマル(Tupaq Amaru、英: Túpac Amaru、在位1571年-1572年) 以上により、一般的に「最後のインカ皇帝(サパ・インカ)」と呼ばれる者は3人いることとなる。実質的な皇帝の最後はアタワルパ、スペイン人の傀儡として名目的に即位した最後の皇帝はマンコ・インカ・ユパンキ、亡命政権の最後の皇帝はトゥパク・アマルである。
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