バルビュ派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/28 08:23 UTC 版)
バルビュ派(フランス語:Secte des Barbus、Barbusは「ヒゲ男」の意)は19世紀初めのフランスの新古典主義の画家、ジャック=ルイ・ダヴィッドの弟子の画家たちが形成したグループで、ピエール=モーリス・クェ(Pierre-Maurice Quay: 1777-1803)をリーダーとした。「Primitifs」(原初派)、「 Méditateurs」(瞑想派)、「Penseurs」(哲人派)などとも呼ばれた。ロココ様式の表層的な表現を捨てようとする「新古典主義」の理念を先鋭化して、古代ギリシャの壺の絵や、初期ルネッサンス絵画の単純さにまで回帰することを主張した。1803年にリーダーのクェが死去した後、グループは消滅した。
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